コラム

2018.12.18

会議で緊張しない方法とは?会議で緊張する心理と緊張の理由

人前で話す機会があまりない方は、会議の場での進行や発言がとても緊張してしまうということがあるのではないでしょうか。緊張する理由や緊張しない方法をここで一緒に学び、会議を成功に導きましょう。

会議で緊張する理由は?
・会議で緊張する理由①体の防衛反応が高まるため
人間には防衛反応が備わっており、緊張するような場面では脳がストレスを感じ、体内でノルアドレナリンという物質が分泌されます。それにより、心拍数が上がったり瞳孔が開いたりという症状が現れます。緊張は人間が生きていく上で避けられないものだったのです。
この症状の中には、集中力や判断力が上がるというメリットもあるのですが、そのメリット以上に、デメリットの部分が表出してしまうことで時に失敗に繋がってしまうことがあるのです。つまり、過度な緊張状態を避けたほうが良く、逆に適度な緊張は良い結果をもたらすのです。全く緊張をしないようにするのではなく、緊張しても良いというスタンスで挑んだほうが良いかもしれません。

・会議で緊張する理由②先がどうなるのか不安なため
この発言に対して、反対意見が出てしまったらどうしようと不安になってしまうことはありませんか。また、会議を進行しなければいけない、どうしよう、という漠然とした不安はありませんか。これらはどちらも、予測や見通しが不十分なために起こっている不安です。これらの不安があることにより、余計なストレスがかかり緊張に繋がってしまうのです。

・会議で緊張する理由③自分の評価を気にするため
緊張する人の多くが、自分がどう見られているのか、頭が真っ白になってしまったらどうしよう、などと、「自分」に注意を向けてしまっています。注意が向きすぎてしまうと、かえって体が固まったり、自分が何を話しているのかわからなくなってしまったりという悪循環に陥ります。
「自分」ではなく「発表の内容を一人でも多くの参加者に理解してもらうこと」に意識を向けてみましょう。本来の目的はそこであるべきですよね。注意を向けるポイントを変えることが大切です。

会議で緊張しない方法は?
・会議で緊張しない方法① 発表の機会を増やす
まずは慣れることが大切です。人前で発表する機会を増やしていきましょう。会議の前に、家族や同僚に説明を聞いてもらうことでも良いですし、仕事ではなく趣味についてを説明するのでも良いかもしれません。ただし、説明する時には会議での発表のように、筋道を立ててわかりやすく簡潔に、を意識して行うようにしてください。
何度も練習することで、筋道を立てて話すことが自然にできるようになってきます。自分なりの話のパターンができてしまえば、慣れたパターンに合わせて内容を入れ込むだけで論理的な発表ができるようになるのです。途中の言い回しや接続詞などは毎回同じで構いません。そうすることで、スラスラと噛まずに話せるようになります。

・会議で緊張しない方法② 流れをイメージする
過度に緊張する理由の中に、予測や見通しが不十分だということが挙げられます。それであれば、どのような流れで進めていきたいのか、発言に対しての意見はどのようなことが考えられるのかを予め入念に練習しイメージしておきましょう。
可能であれば、当日と同じような流れでリハーサルを行いましょう。同じ会場で、話す声の大きさやスピードもチェックできるとなお良いですね。そこまでのリハーサルが難しいという人は、頭の中でイメージトレーニングを繰り返すだけでも具体的な流れが頭の中に入り、何もしないのとは違った結果になってきます。そうしてリハーサルやイメージトレーニングをすることによって「練習通りにやれば大丈夫」「これだけ練習したのだから大丈夫」という安心感も手に入れられ、緊張を和らげることができるでしょう。

・会議で緊張しない方法③やるべきことに集中する
会議中の自分がどう見られているのか、それによってどんな評価になるのかが気になってしまう人は、とにかくやるべきことに集中するようにしましょう。
今回開く会議の目的はなんですか?参加者のどの程度の人に理解をしてもらいたいですか?会議終了後に、参加者にはどのような状態になっていてほしいですか?こうしたことをしっかり考え、自分ではなく会議の中身に注意を向けて会議を行いましょう。
そうすることで、会議中に考えること、見えてくるものがガラッと変わってくるはずです。自分の声や表情などではなく、参加者の表情や会議の進行の状態、時間や会場全体の雰囲気など、気になることが山ほど出てくるのではないでしょうか。会議の目的を達成するためには、現状の参加者や会議の状態と比較してどうしたらいいのか、今はどの程度まで達成されているのかを考えていれば、自分のことを考えている時間がなくなり、緊張しているどころではなくなってしまいますね。

過度な緊張をせずに会議を成功させよう
緊張してしまうのは仕方のないことですが、少し意識を変えるだけでも過度に緊張をして失敗してしまうことは避けられるかもしれません。初めのうちは大変かもしれませんが、念入りに用意をして「適度な緊張」で会議を迎えられるようにしてみましょう。良い会議の開催と成功ができるように最善を尽くしましょう。