コラム

2019.01.20

ブレスト会議のやり方!意外と知らない6つのルールと注意点

新たなアイディアを生み出す必要がある場合、会議などで利用される「ブレスト(ブレインストーミング)」。ブレストは新しいアイディアを導き出すための企画立案だけでなく、問題解決の場面でも活躍する手法です。最近は多くの企業で導入されるようになりましたが、まだ馴染みがないという人も少なくないようです。ブレストは、方法さえ間違えなければ非常に有効なアイデアを出す手段となります。ブレストの基本のルールについてお話しします。

ブレスト会議を成功させるコツ!ブレストの基本的なやり方とルールとは?
ブレストはブレーン・ストーミング(brain storming)の略です。端的に説明すると、ひとつのテーマについて数名が集まっていろいろなアイデアを出し合う会議のこと。「アイデアの神様」という異名を持つアレックス・F・オズボーン氏が1938年に発案したのが最初です。
複数人の脳(Brain)が集合して、アイデアの嵐(Storming)を起こすようなイメージで、集団でたくさんのアイデアを出し合うイメージから名前がつけられました。
得意なジャンルや考え方が異なるメンバーが集まることで、相乗効果をおこしてたくさんのユニークなアイデアを生み出そうという集団的思考法です。
ブレストの基本ルールは「批判をしない」「自由に発言する」「発言の質より量を重視」「時間厳守」の4つです。

ブレスト会議を正しく行えば、どんな効果が得られる?
思いも寄らないアイデアが出るのがブレストの醍醐味。集団で大量のアイデアを出し合うことにより、他人の考えが共有され、連鎖反応を起こしやすくなります。
ブレストは一人で考えるよりも格段に早く、格段にいいアイデアを出すことができます。ブレスト会議をすることで、一人では絶対に思いつかなかったようなアイデアを生み出すことができるでしょう。

ブレスト会議のやり方とコツをつかむ!ブレストの詳しいルール
・ブレスト会議のルール①少人数制
会議参加者の人数が多くなるとおのおのの発言する機会が少なくなってしまいます。5~6名程度の人数制限が最適です。会議の進行役をひとり設けるとさらにスムーズに進めることができるでしょう。進行役は「ファシリテーター」と呼ばれ、メンバーの意見を促す役割を担います。

・ブレスト会議のルール②ほかの人の発言の批判はしない
ブレストの最中にはほかのメンバーの意見を批判しないようにしましょう。批判が出てしまうと、奔放なアイディアがでにくくなってしまいます。ほかの人のアイディアを批判する行為は禁止ですが、そのアイディアを別の視点から見て広げることは歓迎です。一見無謀に見えるアイディアを、別の視点からとらえるようにすることで、自分でも思いもよらないようなアイディアを導き出すことができるでしょう。

・ブレスト会議のルール③目で見て考えられるように意見を書き出す
出たアイディアをメンバーに見えるように書き出していくことも重要です。ホワイトボードに板書したり、ポストイットに書きだしたりなど、さまざまな方法があります。箇条書きにしておいて後からグルーピング化したり、マトリックスにまとめたりすることで新しい視点が生まれる可能性もあります。

・ブレスト会議のルール④奔放で斬新なアイディアも歓迎する
斬新なアイディアや、議題とは一見関係のなさそうな意見でも、受け入れていく雰囲気を作るようにしましょう。
発言する側も発言に躊躇せず、アイディアをどんどん出していきましょう。
自由奔放なアイディアであるほど、新しい企画の種になる有意義な意見になるでしょう。

・ブレスト会議のルール⑤発言を途中でさえぎらない
ほかの人が発言している最中に話し始めてしまわないようにしましょう。途中で話をさえぎられた人は、自分のアイディアを発言しにくくなってしまいます。互いの発言に敬意を払うようにしましょう。

・ブレスト会議のルール⑥結論は必ずしも出さなくていい
ブレストをやる意味は、大量のアイディアを発散することです。結論を出すことではありません。ブレストで出たアイディアがメンバーの頭の中に居座り、いつのまにか新しいアイデアが醸成されていくことが大切になります。

最後に
今まで6つのルールを解説してきましたが、基本は「批判をしない」「自由に発言する」「発言の質より量を重視」「時間厳守」の4点です。互いに敬意を払いつつ、より自由に発言していくことが何よりも大切になります。あまりルールに縛られすぎてしまうとかえって自由な発言が制限されてしまうので、あまり意識しすぎないことも大切です。基本さえ押さえておけば、斬新なアイディアをどんどん生み出すことができるでしょう。
よりクリエイティブで意味のある会議ができるよう、参考にしてみてくださいね。