コラム

2019.05.24

ワークショップとは何か?ワークショップの種類と進め方

最近、ビジネスシーンでよく耳にする「ワークショップ」。ワークショップの基本的な意味は「体験型講座」ですが、実際にワークショップとは何かをきちんと分かっている人は意外と少ないようです。ここでは、ワークショップとは何か?について、学びや創造、問題解決の場としてビジネスの中で役立つワークショップのメリットや種類、進め方を詳しく解説します。

ワークショップとは何か?社内研修などでも役立つワークショップの基礎知識

ワークショップとは元々は英語で「workshop」という単語です。英語の「workshop」は本来は「作業場」「仕事場」「研究集会」といった意味があります。また、ワークショップの語源は、20世紀中頃のアメリカ演劇界における試みだと言われています。演劇の新しい形態を創造するための試みとして集いが行われ、それが「ワークショップ」と呼ばれていました。演劇界で生まれたワークショップは世界中から注目を集め、20世紀後半には世界中の演劇界でワークショップが行われるように。日本でもじきに浸透し、今では芸術分野に留まらず、あらゆる分野でワークショップが行われるようになったのです。ビジネスシーンでもワークショップの手法が取り入れられ、さまざまな効果を生み出しています。

ワークショップの基本の進め方

ワークショップとは何か、基本的な意味はおわかりいただけたかと思いますが、実際にワークショップを始める場合、進め方がわからないという方も少なくありません。社内研修などでも役立つワークショップの正しい進め方を知っておきましょう。

・ワークショップの進め方①事前準備

ワークショップを始める前に、準備しておきたいものがあります。まず、登壇者の名札。そして、プレゼンの際に書き込んだ模造紙を貼るためのテープ。作業をする際に必要になることもあるので、ハサミも必要です。更に人数分のペンとポストイット、模造紙、そして進行用のスライド。プロジェクターもあると良いですね。意外と重要になるのが、お菓子や飲み物。アイデアを出していると頭が疲れるので、糖分や水分が必要になります。更にストップウォッチ、そして後日報告用に資料を撮影するための撮影機器も必要です。

・ワークショップの進め方②大まかな流れ

ワークショップの流れは、「個人ワーク→グループワーク」「アイデアを放出→まとめる」という流れになります。例えば、ワークショップのテーマが「社内イベントのメインテーマは?」だった場合、

・個人ワークでメインテーマとしてふさわしいものを各々で考える
・出た個人のアイデアをグループで理由とともに共有
・共有したアイデアを大まかにカテゴライズ。
・カテゴライズしたアイデアの中で一番テーマとして相応しいものを話し合う

このようなイメージです。

・ワークショップの進め方③ワークショップを進める際に重要なこと

ワークショップを進める際に重要な点は、次の3点です。

・出たアイデアを否定しない
個人ワークで出してくれた参加メンバーの意見は否定しないようにしましょう。あくまでブレーンストーミングですので、他の人のアイデアは否定せず、数を多く出していきましょう。

・時間は細かく切っていく
議論は長くなってしまうと中だるみしてしまいます。全体のスケジュールを優先して、無理矢理にでも進行していくようにしましょう。

・意見を出しやすい雰囲気を作る
メンバー全員で意見を出していくことが重要。行き詰まっているグループには積極的にファシリテーターが声をかけ、意見を出しやすい雰囲気を作るのが重要です。

ビジネスに研修…、ワークショップの種類とは

ワークショップとは何かを考えた時、それは種類によっても異なってきます。ここでは、社内研修やビジネスなど、さまざまな目的で行われるワークショップの種類について解説します。

・ワークショップの種類①ビジネスワークショップ

企業内で行われるワークショップは、ビジネスシーンにおける戦略的アイデアを募ったり、新しいプロジェクトへの思索を深めることを目的として行われます。参加者それぞれが企画やアイデアを語り、それについて全員で意見交換することにより、クリエイティビティを刺激し合います。

・ワークショップの種類②研修・学習ワークショップ

研修を受けたたり、何かを学習するための講義を受講するといった場合、一般的には講師が一方的に話し、参加者がそれを聞くといった形式がほとんどです。ですがワークショップの場合は、講師又は参加者同士の意見交換を目的としたグループ学習といったイメージになります。一方的な講義を受けるのではなく、体験型学習として、より実践に近い知識や技術を身につけられます。

・ワークショップの種類③創作・芸術ワークショップ

芸術的な創作や教育を目的としたワークショップは、ダンスや音楽、絵画など芸実のプロたちが講師となり、子どもたちと協力して作品を作ったり、ダンスや音楽を体験したりします。演劇を見る、音楽を聴くといった受け身での学習ではなく、子どもたちが実際に体験しながら芸術に触れることで、そのクリエイティビティを刺激します。

・ワークショップの種類④研究会などのワークショップ

研究会などで行われるワークショップは、例えば学会のような研究発表といった形式ではなく、専門的な技術や試験的な試みについて、参加者がその場で実際に実験を行ったり、ロールプレイングを通じて参加者同士が意見交換をし合うことで、技術や知識を高める目的があります。

最後に

ワークショップとは何か、進め方や種類について解説してきました。ワークショップとは、さまざまな意見を能動的にすり合わせ、より実践的でクリエイティブなアイデアを生み出すことを目的とした体験型講座です。ワークショップは、社員のクリエイティブな思考や発想力を高める目的として、ビジネスシーンでも欠かせないものになってきました。近年、ワークショップを積極的に取り入れる企業も増えていますが、ワークショップの開催には、それに相応しい環境が必要です。ワークショップ導入をお考えの企業様は、ぜひ貸し会議室のご利用をご検討くださいませ。