管理職研修は、管理職として必要な知見を身につけるために行う企業研修の一つです。働き方の多様化により管理職に求められる役割の幅が広がる昨今、管理職研修による社員の成長は、企業の成長にとっても必要不可欠と考えられています
この記事では、管理職研修でよくある内容やカリキュラム、おすすめの場所を紹介します。
管理職研修とは、チームのリーダーとして組織を率いる立場にある管理職を対象に行う研修のことです。管理職研修を通して管理職のチームマネジメント能力を高めることは、組織全体の生産性向上、企業の業績向上にもつながることと期待されています。
管理職は、個人の業績を追求するだけではなく、経営的な視点が求められるポジションです。
チームを率いて目標を達成するリーダーシップ、同僚や部下との信頼関係を築き、チームをひとつにまとめるマネジメントスキルなど、さまざまな能力の向上が求められます。
また、一般社員とは異なる管理職の役割を認識し、理解を深めることも管理職研修の目的の一つです。
ここからは、管理職が身につけるべきスキルを紹介します。
管理職は経営陣と関わる機会もあれば、部下や他部署と接することも多く、社内外において幅広い人と関わることになるため、高いコミュニケーション能力が求められます。 良好な対人関係を築くだけではなく、チームを引っ張って目標を達成するリーダーシップ、他部署との連携をスムーズに行うための調整スキルを身につけることも大切です。
企業を取り巻くビジネス環境の移り変わりは激しく、多様化が進んでいます。また、コロナ禍でリモートワークやテレワークが普及するなど、働き方にも変化が見られます。 このようななか、管理職には既存の方針・習慣にとらわれることなく、どのような環境下でもチームを統率し、状況や相手に応じて柔軟な対応をとることが求められています。
管理職には、与えられた業務を最後まで責任を持って完了させる業務遂行能力も必要です。
組織から与えられた役割や目標を達成するためには、管理職自身の知識や技術を高めるのはもちろん、部下に役割を与えて進捗を管理したり、他部署との調整をしたり、チームをマネジメントする能力を磨くことも重要です。
社員一人ひとりのモチベーション、就業意欲や愛社精神を高めることは、企業の成長、業績 向上に不可欠な要素と言って良いでしょう。 管理職としては、部下のモチベーションアップを図るのはもちろん、適材適所に配置するためにも、一人ひとりを適切に評価する能力も必要とされます。
ここからは、管理職研修でよくある内容・カリキュラムを紹介します。
新任管理職向け研修とは、新しく着任した管理職に対して、自分の役割を認識してもらい、必要なスキルを形成する目的で行われる研修です。 基本的な労務管理の知識をはじめ、管理職の役割、部下との効果的なコミュニケーション方法など、管理職としての基本を学ぶのが一般的です。
マネジメント研修とは、チームとしての目標管理、経営に関しての知識を強化するとともに、部下の管理や育成に関わる能力、ストレスマネジメントなど、管理職が押さえておくべき知識やスキルを学ぶ研修です。 経営への理解や判断力を養う目的もあり、主に若手管理職の育成のために行われています。
チームビルディング研修とは、チームとしての団結力やチームワーク向上を目指すために、管理職として何をすべきかを学ぶ研修です。 ゲームやスポーツなどを通じて実施したり、ワークショップ形式で行われることが多く、相互理解を深め、お互いが尊重し合うことを学ぶことで、主体性のある人材の育成、チーム全体の強化を図ることにつながります。
管理職を対象としたメンタルヘルス研修は、チームメンバーのメンタルケアはもちろん、自身のストレスコントロールのためにも重要な研修です。 悩みや不安の原因となる仕事上のストレスを自覚し、対処法を習得するとともに、部下のメンタルヘルス不調にいち早く気づくためのポイントを学んでいきます。
管理職研修は、社内の会議室ではなく、社外の貸し会議室を利用して行うのがおすすめです。
社内の会議室で行う場合、移動の手間や時間がかからないというメリットはあるものの、通常業務と研修を切り離して行うことが難しく、急な業務連絡などで研修を中断したり、業務に戻らなければならないなど、研修に集中できないケースもでてきてしまいます。
社外の貸し会議室などオフィスとは異なる環境を用意することで、忙しい管理職もスムーズに気持ちを切り替えることができ、より研修に集中できるようになるでしょう。
東京で管理職研修を実施するなら、ぜひ赤坂インターシティコンファレンス(AICC)をご検討ください。
赤坂インターシティコンファレンス(AICC)は、溜池山王駅(東京メトロ銀座線、南北線)、国会議事堂前駅(東京メトロ千代田線、丸ノ内線)14番出口から地下通路で、会議室があるビルの地下一階まで直結したアクセスの良さが魅力です。
地下ルートを活用すれば、雨の日でも傘を差さずにアクセスできるため、憂鬱になりがちな悪天候でも前向きに管理職研修に臨めるでしょう。
また、赤坂インターシティコンファレンス(AICC)には、10名程度の小規模から300名以上の大規模な管理職研修に対応することができる、大小さまざまなサイズの貸し会議室があります。さらに研修の形式に合わせて、机や椅子の配置を変えることもできるため、管理職研修に合った適切な会議室選びが可能です。
他にも、赤坂インターシティコンファレンス(AICC)では、Zoom(ズーム)などを活用したオンライン研修にも対応できる、高速で安定したインターネット回線、機材を有しています。管理職研修をオンラインやハイブリッドで実施する場合も、ぜひお気軽にご相談ください。
今回は管理職研修について、よくある内容やカリキュラムなどを紹介してきました。
赤坂インターシティコンファレンス(AICC)は、都内の主要駅から10分圏内の溜池山王駅直結のビル内でアクセスが良いことはもちろん、ホテルのようなおしゃれな空間で管理職研修を行うことが可能です。研修に必要なホワイトボードや机、いす、ワイヤレスマイク、スクリーンなどの備品も無料で貸出をしています。
管理職研修の開催場所をお探しの方は、ぜひ赤坂インターシティコンファレンス(AICC)までお問い合わせください。